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NPO法人 QWRC様│クラウドファンディング事例

Syncableには弊社ファンドレイザーによる、マンスリーファンディングやクラウドファンディングといった寄付キャンペーンの伴走支援サービスがございます。寄付キャンペーンの立ち上げ準備から公開、キャンペーン期間中により多くの支援者を集めるために、各団体様をサポートさせていただいております。

今回インタビューをさせていただいたのは、NPO法人 QWRCの皆さんです。前回のマンスリーファンディングLGBTQフレンドリーな社会をつくりたい!LGBTQの人々が相談できる環境づくりを支えるマンスリーサポーター50人募集!に引き続き、今回はLGBTQ+フレンドリーシェアハウスの立ち上げのために行ったクラウドファンディングにて、伴走支援を活用していただきました。

達成金額:1,023,995円
支援者数:122人

【NPO法人QWRC 概要】
2003年4月にオープンしたLGBTなどの多様な性を生きる人や
その周辺にいる人と、女性のためのリソースセンター。
フェミニズムの視点を重視しながら、多様な性のあり方が
当たり前に尊重される社会の実現を目指した活動をしている。

インタビューを受けていただいたのは、共同代表のコジさんといのもとさん、そしてスタッフのれんさんです。

伴走支援を途中から活用した

――クラウドファンディング、お疲れさまでした。そして目標金額の達成おめでとうございます。寄付キャンペーンを始めた時の印象と、終わった後の感想をお聞かせください

コジ:正直最初は伴走支援を使用せずにキャンペーンを始めて困り果てていました。終わった後もまさか集まるとは思っていなかったです。笑

いのもと:今回のクラウドファンディングは、去年(2021年)の11月か12月に挑戦することを決めました。前回のマンスリーファンディングでは、53人の継続寄付者を集め、達成することが出来ました。僕としては、今回もなんとかなるんじゃないかという気持ちがあったんですね。コジさんとは逆に。

※前回のマンスリーファンディング

いのもと:前回したことと同じことをすれば何とかなると僕は思っていました。が、実際にやり始めたら全然集まらなかったんです。かなり最初の段階で、このままほっといてもどうしようもない。伴走支援をお願いできるならまたしよう、ということで即決しました。その時の達成率は5%で、伴走支援をしていただいても最終的に40%でも50%でも達成すれば御の字だと思っていました。でも、最終的に達成できたので、伴走支援をしていただいたことで、やるべきことをやれた部分もあるけれど、団体自身にそれなりに達成できるポテンシャルがあったんだと認識しました。かなり驚きましたね。

れん:自分は、初めは何とかなるだろうと思っていました。けれど、何とかならなかったので伴走支援をお願いしました。目標金額に達成するとは思っていなかったので、とてもありがたいと思いました。

――途中から伴走支援を使用したとのことですが、伴走支援の有無でどのような違いがありましたか

コジ:いつまでにこれしましょうとかこういう段取りで行きましょうっていうことが、誰かに言われないとやらないというのがあるなあと思いました。

いのもと:活動報告の毎日の更新を、マンスリーファンディングの時は毎日やってたのに今回のクラウドファンディングでは出来ていなくて、吉田さんが入った途端毎日できるようになりました。記事も作成していなかったのでそれを作るところから始めて、毎日投稿するという風にしました。前回やっていたことが再びできるようになりました。

――活動報告では、応援メッセージなどの画像が統一されていて見やすかったです。Twitterでシェアする際に、画像が表示されないためリンクと画像をセットで投稿していたと聞きました。寄付率も流入率もTwitterが一番多かったとのことですが、どうしてだと思いますか。なにか工夫があったのでしょうか

いのもと:団体のSNSで一番長く活発にやってるのがTwitterなんです。公式LINEもやっており、ユーザーはすごく多いですが、最近始めたばかりです。また、クローズで限られた会員向けの発信をしており、情報発信の回数を制限しながら色々な情報を出すので、クラファンのことばかり毎日発信してるわけではありませんでした。それに対してTwitterは一日何回も投稿していました。発信量の差や、フォロワーの数も全然違うので、Twitterでの施策に力が入ったのだと思います。

――ダイレクトメッセージで寄付の協力を呼びかけることが多かったと聞きました。一日どのくらい送っていたのでしょうか。

コジ:一度メッセージを送っていてアカウントに制限がかかったって担当者から聞きました。

いのもと:Twitterだと、ダイレクトメッセージの一日に送れる数が1000件までで、フォロワーが2000人とかいると一日では送れません。最後の数日間にわたって毎日ダイレクトメッセージを送ってくれたスタッフがいて、最後の追い込みということでその人が一日1000件、次の日にまた1000件…と送信してくれました。アカウントをフォローしてもらっていても、必ずしも投稿を見るわけではないですが、ダイレクトメッセージを送れば見てもらえますよね。なので、寄付者の掘り起こしになったのかなと思います。

リツイートなどで間接的な寄付への支援をしてくれた

――ラスト3日での達成率が40%でしたが、最終的には102%という目標に到達しました。3日間で60%増加したことに関して感想を教えてください

コジ:爆発的な増加だったよね。

いのもと:2日前かな、本当に40,50,60って%達成が数時間おきに達成するんです。QWRCメンバー内ではすごく盛り上がっていました。その辺のこちらが興奮しているのと同じようにフォロワーも興奮していて、また乗っかって寄付をいただいたのかなというイメージがあります。
ちょうどそのあたりがダイレクトメッセージを送っていた時期と重なるんですよ。ダイレクトメッセージを送って結局返事が来ますよね。ダイレクトメッセージを送ったからと言って寄付という支援をいただくだけではなく、リツイートなどの拡散をしましたとか、そういう宣伝をしていただいた方も多かったです。ダイレクトメッセージを送っていなくても間接的な支援によって寄付を頂いた方もいました。寄付していただいた方を見て、この人だれだろうって検索すると、Twitter内の誰かのフォロワーだったりするんです。拡散をしていただいた方の中には1万を超えるフォロワーを持っていた方も居ました。リツイート、拡散という行為は、寄付に直接結びつかなくとも間接的に結びついたなって思います。

れん:ラスト3日間はすごい勢いで寄付額が追い上げていったので、増えてるなと思いつつも、とは言え達成はできないだろうなと思っていたので、最終的に達成できたことはすごく良かったと思います。

――改めて伴走支援の感想を教えてください

コジ:伴走支援つけようよって言いだした自分が偉かったなって思いました。笑
いつもみんな「えー…」とか言うんですけど、私が言いだしたときは言わなかったのが印象的でした。笑

いのもと:コジさんが提案して、即決した自分が偉かったなと。笑
伴走支援を付けた方が良いなって思ったのは明らかで、伴走支援があったときの動きの違いは、他の要因ではなく本当に伴走支援があるかないかの違いなので、つけて良かったです。前回と今回、2回伴走支援を付けたので次回は伴走支援なしでやりたいという気持ちもありますが、それでも付けずにやるかどうかは微妙です。
自分たちのスキルアップは一応してるけど、それでも難しいとあきらめて伴走支援を付けた方が良いかと思っています。もしくは吉田さんみたいなスキルを持った方が入ってくるような奇跡が起こらない限りは伴走支援をつけた方が良いんじゃないかな。

れん:画像やメッセージ集めは今回初めからやっていましたが、準備が足りていなかったので、今回つけてよかったと思います。そのおかげで今回達成できたので、達成さえできれば結果オーライだと思うので、良かったです。

新しい段階へ一歩踏み出した

――今後の活動の意気込みを教えてください

いのもと:今までのような自分たちだけでできる範囲の活動から、少し新しい場所へ踏み出したんだなと思います。苦手な部分も自分たちで頑張るのか、できる範囲でやっていくのか話し合う必要があると思います。どういうところにサポートを求めればいいかというのを考えていく必要もありますね。自分たちの中だけでできていたのが今までのQWRCの活動で、今後はやり方を変える必要があるのかなと、Syncableさんと2回お付き合いして考えたところです。

れん:これからQWRCでやりたいことがたくさんあります。きちんとやっていくためにも宣伝力を向上させたいと思っていて、そのためにInstagramやTwitterなど、少しずつ改良できるところを考えていきたいです。

いのもと:Twitterに関しては、スタッフが固定ツイートやダイレクトメッセージの対応を考えてくれました。マンスリーファンディングの時と比べてTwitterの文章の書き方もうまくなったなと感じました。そういう変化も感じています。

伴走支援者の声

吉田:昨年のマンスリーファンディングに引き続き伴走支援をご活用いただきありがとうございます。今回のクラウドファンディングでは、主にTwitterでの情報発信によって様々な分野の専門家の方やインフルエンサーを巻き込むことができ、LGBTQ+の住まいの課題の周知とシェアハウス事業の発信が広がったことが印象的でした。今後もQWRC様の長年のご活動の基盤をもとに、LGBTQ+や多様な性を生きる人々の暮らしを支える取り組みを心より応援しております。

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ファンドレイザーによる無料の相談会も随時行っており、寄付キャンペーンを立ち上げてみたいがイマイチやり方がわからない、よりたくさんの支援を集めるにはどうすればいいのか?など、様々な疑問にお答えします。

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