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NPO法人QWRC様│マンスリーファンディング事例

Syncableには弊社ファンドレイザーによる、マンスリーファンディングやクラウドファンディングといった寄付キャンペーンの伴走支援サービスがございます。

寄付キャンペーンの立ち上げ準備から公開、キャンペーン期間中により多くの支援者を集めるために、各団体様をサポートさせていただいております。

今回インタビューをさせていただいたのは、NPO法人 QWRCの皆さんです。たくさんのLGBTQの方(主に若者)が利用しているLINE相談事業の継続と、LGBTQの人々が利用しやすい施設や公共サービスなどの社会資源をさらに増やし、相談できる場として繋げていくための活動に取り組んでいます。

本事業を支えるマンスリーサポーターを集めるために、Syncableの伴走支援を活用していただきました。

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達成金額:毎月51,392円(年616,704円)
支援者数:53人

NPO法人QWRC 概要
2003年4月にオープンしたLGBTなどの多様な性を生きる人や
その周辺にいる人と、女性のためのリソースセンター。
フェミニズムの視点を重視しながら、多様な性のあり方が当たり前に尊重される社会の実現を目指して活動している。

インタビューを受けていただいたのは、共同代表のコジさんといのもとさんです。

QWRC編集後

――貴団体様の事業内容と、ご担当者様の役割について教えてください。

コジ:私たちQWRCでは、4つの事業を行っています。まずスペース・グループの運営、次に相談支援、啓発、他団体へのサポートです。それぞれの事業に責任者のような人がいますが、スタッフ全員が結構横断的に事業への参加をしています。

私はグループの運営と、事務などの裏作業を主に行っています。団体スタッフは全部で7人います。共同代表として5人の代表がおり、代表理事は置かない形で運営しています。

いのもと:自分が主に関わっているのは、グループでの交流活動と相談支援、啓発活動です。

――具体的にSyncableをどのように活用しましたか?

コジ:マンスリーファンディングを行うにあたり、伴走支援を利用しました。

マンスリーファンディングによって経済的な基盤が安定した

――団体内での役割分担・工夫を教えてください。

いのもと:7人の団体スタッフ全員がマンスリーファンディングに関わりました。コジさんがかなりメインに関わっていて、Syncableとのミーティング等に参加していたのは私たち2人ともうひとりの3人でした。そこで話し合った内容は団体内全員に共有し、役割分担等は特になかったですが全員で協力し合っていました。

コジ:役割分担は特になかったですが、それぞれに得手不得手があるので、自然と分けられました。

いのもと:個人アタックなどはそれぞれで行っていましたね。

コジ:Twitterは主に私が運営していて、FacebookとInstagramは他の方、HPの更新は、SNS等に投稿するイラスト関連のデザインを行っていた方がしていました。

――デジタルファンドレイジングにおいてSyncableを使用した理由を教えてください。

コジ:団体のメンバーが他団体でSyncableを使用して寄付を集めていたんです。マンスリーファンディングにおいて伴走支援もついてくるので良いんじゃないか?ということで、Syncableを利用しました。

――その後の事業の変化についてお聞かせください。

コジ:今回はLINEの相談事業の継続のためにマンスリーサポーターを募集しました。集まったお金で事業を継続できるかなと思っています。ものすごい変化が起きたわけではないですが、経済的な基盤が安定しました。

自分たちの苦手なところを"どうすべきか"を教えてもらった

――マンスリーファンディングの伴走支援の感想を教えていただきたいです。

コジ:とても助けていただきました。目標金額を達成できたのは、吉田さん(弊社ファンドレイザー)のおかげです。

いのもと:何をやったら良いかということを丁寧に教えていただきました。自分たちは直接支援者に「お金の支援をお願いします」と頼むことが出来ないメンバーが多く、やったら良いと思うけど少し言いにくいなあ、ということも丁寧に説得していただけました。

そういうことは言えないけれど、「このキャンペーンをやってます」くらいなら言えるので、苦手なところの言い方を変えたり、どのようにしてやればいいのかなどをぐいぐい教えていただけました。

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ソーシャルメディアでの情報発信に取り組む土壌ができた

――マンスリーファンディングにおいて難しかった点、苦労した点がありましたら教えてください。

コジ:「お金の支援をください」と言うハードルが高かったです。根本的な難しさはありましたが苦労ではなかったですね。提案いただいたことが難しかったということもありませんでしたし、特にありません。

いのもと:いままで使ったことない機能を多く使いました。例えばTwitterのスペース機能。なぜか私は入れなくて、他の人のアカウントを借りて入ったのですが、その後そのアカウントの人が自分だと勘違いされてしまって。(笑)申し訳ないことをしたなと思いました。

コジさんはFacebookを少し使えるようになりましたよね。苦手なことに挑戦することができたかなと思います。

団体内のセルフエスティームが高まった

――今回得た情報や知見により、貴団体様の今後にどのような影響がありましたか?

コジ:スペースの使い方や新しい機能が使えるようになったことが大きいです。あとは、今回マンスリーファンディングの目標を達成することができたので、「寄付って、いただくことができるんだ」という大きな自信になりました。

後は、単発になるとは思うんですけど、"新しい事業を考えたときに寄付を募る"という流れができました。

いのもと:お金をいただける自信と共に、今までかかわってくれていたけれど最近お話していないな、っていう人がそれでも気にかけてくれているんだってことが分かったし、全く接点のない人でもこういった活動に対して支援をしようと思ってくれる人がいるうことがわかりました。自分たちの活動が意義のあることだと思ってくれる人がたくさんいることが分かって、自分たちのセルフエスティーム(自尊心)が高まったと感じました。

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――今後のSyncableの活用予定をお聞かせください。

コジ:クレジットカードの取り扱い種類が増えたり、領収書自動発行機能などが追加されたりしましたよね。そういう団体管理画面でできることなどをもっと活用したいです。あとは、単発の寄付型クラウドファンディングを立ち上げて行きたいと思っています。

――今後、Syncableに搭載されてほしい機能がありましたらお聞かせください。

コジ:団体管理での寄付者一覧がスクロールしないと全て見ることができないのが少し見づらいので、改善していただければと思います。そのほかは特になくて、結構便利だと思います。

いのもと:今回私たちは寄付キャンペーンを立ち上げたので活動報告をこれからも使用できますが、寄付キャンペーンを立ち上げなくても、団体ページから見ることのできるブログページ等があればいいなと思います。

伴走支援によって、達成させたいという気持ちを持続させることができる

――今後マンスリーファンディングを立ち上げたい団体に向けて一言メッセージをお願いします。

コジ:私たちの団体はこうしようとかこれをやってみようとか、新しいことを決めるのがなかなか難しいです。

特に新しいことをやってみようというハードルが高く、今回のマンスリーファンディングで伴走支援が無かったら上手くできていなかっただろうなと思います。伴走支援を利用することで、キャンペーンを始める際に抱く「達成させたい」という気持ちをちゃんと持ち続けることができます。是非利用されてはいかがでしょうか。

いのもと:丁寧かつ親切にサポートしていただいたと感じています。とても根気よく伴走していただきました。

ファンドレイジングは、私たち団体の者が支援者に声掛けをすることが一番大事ですよね。吉田さんはそのことを提案しつつ、まるで自分が団体の人であるようにお願いしてくれるんです。吉田さん自身のSNSで団体のツイートのRTをしてくれたり。看護師さんみたいに、優しく寄り添っていただいて本当にすごいと思いました。とても感謝しています。

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伴走担当ファンドレイザーより

吉田:準備期間からキャンペーン終了まで、伴走を担当させていただきありがとうございました。

長年のご活動の実績と多くの方からの期待と信頼が今回のキャンペーンの成功に繋がったと感じています。多様なセクシュアリティを自由に表現でき、どんな人でも生きやすい社会を創るためのQWRC様のご活動を、引き続き応援しております。

弊社ファンドレイザーに相談してみませんか?

弊社ファンドレイザーによる伴走支援に興味のある方は、まずはお話だけも聞いてみませんか。

ファンドレイザーによる無料の相談会も随時行っており、寄付キャンペーンを立ち上げてみたいがイマイチやり方がわからない、よりたくさんの支援を集めるにはどうすればいいのか?など、様々な疑問にお答えします。

興味のある方はぜひお問い合わせください。

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